実録、サイディング遮熱塗装(塗りつぶし)3 シーリング編

窯業系サイディングの最大の弱点は目地です。(雨水の侵入経路はいつもここです)

家が動いた時、地震や強風、近くを通る大型ダンプなどの振動を全て目地で受けているので、

どうしても痛みやすく、外壁塗料をいくら良いものを使ってもこの部分に良いものを使わなければ

長期間、家を守る事はできません。

(ペンキにばかり目が行っていてはダメです、大事なのは端っこや裏側、見えないところです)


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使用するシーリング材はオートンイクシードカートリッジタイプ、ここには20本しか写って
ませんが50数本使用。

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参考までに・・・プロ専用のコーキングガン。容量が大きく重い。
紫のテープが貼ってあるのは汚れた時テープを剥がせば綺麗になる為。

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プライマー塗布しマスキングした状態です。



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シーリング材を下から積重ねる様に、空気を抜く様にたっぷり注入します。
施工が進むと分からなくなる部分ですので、ご主人さんに作業を見てもらい確認して頂き
今回特別に、注意点とコツをお話しながら施主さんに1分ぐらいあそびでやって頂いたのですが、
チョット難しかった様です。(^_^;) 少しでもご自分で経験すると意味がより分かるかと思い。

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乾く前に養生テープを剥がします。


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塗りつぶしなので多少色が違っても問題ないので近似値。


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こちらの帯の上部、切れてはいないのですが痛みが他所より激しい。
おそらく雨水が集まり水捌けが悪い為でしょう。
 

劣化の状態を見ると家の弱い所、弱点が分かります。(実際に現場で作業する職人以外に
気付く事がいない所は他にも多数あります)
此の時、我々の頭の中では、10年先の映像が瞬間的に浮かびます。
なぜか10年なんですよね~~、理由は自分でも分からない。



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プライマーを塗布してマスキング


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シールします。(すみません同場の写真が見当たらないので反対側の写真になります。)



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地面から出ている基礎横は、施工の妨げになる雨樋を切断したところです。
排水口にゴミや虫が入らぬよう保護の為、切断ヶ所を塞いだ写真。


 
 
 
ここで高圧洗浄をしたのですが、困った事に洗浄の写真も見あたらないので失礼致します。
 
 
 



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洗浄が済んだら次に開口部を養生します。

 

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上の写真2枚はあまり見ないかと思うのですが、これは開き養生と言います。
普通に開口部が使用できるのでペンキの臭いがこもる事がありません。
(通常の3~5倍手間がかかるので少し費用が掛かる)
 

長時間の工事になる場合施工します。
他で工事している所がありましたら養生のきれいさも大切なチェックポイントですので
見比べて下さい。


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格子があるので開き養生はできませんが、換気が出来る様に少しだけ開けておきます。
中で生活されている人やペットは、たぶん相当なストレスがある事と思うからです。

ただ、自分が良い仕事をする事を考えていたのではダメで、周りの人や出来事をしっかり見て、
多くを視野にいれ十分に気を使う気持ちが、先々自分の作品づくりの為に大切になってきます。

「俺は、いい仕事をしている、してるんだ」と言うのは、あくまで俺が中心です。
 自己中が作ったものは自己中のものしかできあがりません。

人の声や家の声に、思いやりの耳でしっかり聞いて理解して、はじめて良い作品が創られます。



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養生後、切れてはいないのですが、換気口廻りに念のため再度シールをします。
理由は内部に蛇腹のダクトが来ているのですが職人がその淵廻りをシールしていない事が多いので
年数が経つと水や虫の侵入経路になることが多いからです。(とめ込んであるのでとれない)
 
 
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玄関の床は人がすべらない様にグリーンのノンスリップ養生をします。

 
 
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グリーンのノンスリップ養生とタイル立ち上がりの部分(透明)はダボつき防止の為に分けて養生してあります。
グリーン1枚ですべて仕上げた方がはるかに、楽で早いのですが・・・事故防止に気を配ります。

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帯びの部分を再度養生




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こちらの家の弱点の一つである帯上は10、20年先を考え、念の為もう一度シールします。
オートンイクシードに塗膜をつけるのですからこれで絶対です。もう弱点ではなくなります。
 
※イクシードは暴露した状態で耐久30年の製品。これに塗膜で水や光、空気を遮るわけですから
  より待期対応年数は上がります。
 
 
 
これらの作業は、
写真や話にすると簡単ですが、実際にやるとなると手間や費用は倍、想像以上に掛かってきます。

1か所、2か所ではない

なにより仕事が前に進まないじれんまとの戦い。(笑)

表面を塗る、きれいにするだけなら早いのですが・・・それは絶対出来ない(仕込みが違うので)

 

特別な費用は貰わず、施主さんにも言ってないので知らない事ですが、

10年過ぎた家では必要と判断される同じようなケ所が沢山でてきます。


 
 
 
 
追伸、このブログは単なる宣伝ではありません。

これから塗装される方のお役に少しでも立てば嬉しい事と思って書いてます。
 

色々な会社がそれぞれ一生懸命努力をされている中、現場で30年実戦で培ってきた

自分の人生経験を活かし、これから塗装される方の最善の塗装改修工事の

お役に立てれば嬉しいと思います。
 


外壁塗装をお考えのようでしたら、数ある候補業者のなかの末尾の末尾にでも

加えて頂ければ、私なりの家の条件にあった最善のご提案ができるかと思います。

ご参考になりお役に立てれば幸いです。


長文を最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

2020年08月31日

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