実録塗替え日記1)足場仮設及びシーリング工事他。 良くも悪くもあるがままに 

2020年5月4日

今朝は雨が降っていたのですが、トラックに足場の積み込みを済ませ現場に向かいこれから足場を組みます。
9時30分過ぎ、遅れて現場到着。  すでにみんなリズムに乗って作業中、足場組3人。シーリング及び下準備1人。
私は作業の状態、家の細かななものを見て、全体を考察、以前塗装した時の業者が手を抜いた箇所や、家の弱点を読み対応を練る。有りえない事なのですが塩ビ・鉄・に対応してない塗料を使用しているので剥がれて来ている。この状態で塗装しても綺麗に上がらないので交換して新品のものに再度塗装する予定。勿論サービス。
交換する雨樋撤去、既存エアコンホース及びガス管の留め金具を撤去。エアコンのホースは外して塗らないと綺麗に上がらないし気持ちも悪いだろうに前回の業者は何を考えているのか不明?。・・・カバーなら別、将来外す事も無く設置されているので(換気扇カバーと同じ)お施主さんの費用負担を考慮しても、要望が無い限り外さないのが昨今では一般的。
総括すると此方の家は、シンメトリの切妻で、軒は高く庇の出は十分。外壁にパワーボードを使用して屋根は和瓦の高級品を使用、日本の四季に対応した強い家(地震や台風にも)である。
弱点は破風板や霧除け等の木部の劣化と、小屋裏換気の矢切開口部及び軒下の換気口が無い点だけが気になるが、これは施主さんの意向や仔細が分からないとも何ともいえない。
と、ここまでは一方的な施工する側の目線ですが、
お客さんから見たらどうなのだろう?
今、お施主さんはどんな気持ちでいるのか考えてみる必要があると思う。
どんなに裏図けがあるからと言って本当に安心して信用しきっているのだろうか?
いや、そうではないはずだ
こころのどこかで手を抜かれるのではないだろうか、見えないところもキチンとやってくれるのだろうか?
と、必ず不安はあるはずだと思う。。
話は変わりますが、業者がよく 「お客さんの信頼にこたえる為とか、お客さんの〇〇の為」 と云うのを
ホームページ等で書いたり言葉にしていますが、職人でもそうですが
私に言わせればそういう事をいうのがもっとも信頼が置けない。
私はお客さんや相手の事を考えはするが
一番は自分である。
仕上がりのきれいさもそう、耐久性もそう、ペンキの付いた汚い恰好をしていても
俺は人様の大切な財産を守ると云う重要な仕事をしているんだというプライドも
ぜーんぶ自分の為である、だから最善も尽くすしやることはやる。(でないと気分が悪い)
その上でお客さんに喜んで貰い
笑顔になってもらおうと思う。それも自分の為。
決してお客さんの為にしている訳では無い。
人は相手が何を考えているのか分からない様でいて
薄々は分かってしまうもの。 
 (それと私は本当はお客さんの事をお客さんと思った事はありません。大抵は〇〇さんと云う私の人生にとってご縁のある大切な人と思っている。たまたま仕事がご縁になっただけ)
話が大分横道に反れてしまいましたが
これから工事が進むにつれて分かってもらい安心してもらえると嬉しい。

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