瓦屋根の修理。

2021年6月16日

屋根を見てもらいたいという問い合わせが、ここ2~3年ぐらい前から急に増えて
ご近所だけでも30件近く、中には此処なんだけどと言って写真まで持ってくる人も・・・
でも、行ってみると何処も何ともない? 不思議だなぁ~?と思い
話しを聞いてみると、どうも営業マンが何とも無くても
片っ端から瓦がずれてる、漆喰が落ちてると声をかけて、それに乗ってきた人を
ターゲットにしている商法の様子です。
ですので・・・
どうせ今回も同じだろうと行ってみると、今回はマジでした(;’∀’)
急を要する状態だったので、いま入っているお施主さんに話をして急遽、工事にはいりました。
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漆喰どころか、瓦まで落ちていて桟や野地板に雨水が侵入する恐れがあり。
(一旦水が入るとなかなか抜けず中の木部を腐らせたり、そこまでいかないにも桟木を反らせたり手の施しようが無くなってしまいます。)
あまり慌てたもので足袋を忘れてしまい、妻に買ってきてもらったのですが、おまけでお小言も一発もらいました~~(;^ω^) あ~でも新品の足袋は気持ちがいいや~~♪
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上屋に上がってみると・・・
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いや~まずい。危険だなぁ~
 
 
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ギリギリセーフ(^_^;)
 
 
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棟の壊れはじめ
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修正します。
 
 
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こちらもほとんど棟が崩れ始めてきている状態した。
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修正
この作業をしたのち・・・
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合計200本ぐらいでしょうか?ゆるんだ同線の絞め直し作業。
 
 
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古い漆喰を取り除き清掃、下地を作ります。
 
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緊急だったので、取り敢えず水が入らない事と棟崩れを防止を優先して作業します。
使っているのは、もちろん最高級の屋根用漆喰。
 
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破損した漆喰
 
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漆喰を全部撤去し下地の土までをならします。
 
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きれいに清掃して
 
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指2節分奥まで、カチッと決める浮いたり出ていては水を呼び込むのでダメです。ここが大切なポイント
 
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作業半ばなのですが、きょうは危なそうな所だけ先に直し、ここまでにしました。…取り敢えずは雨が降っても安心です。ホッ(^。^)
あっ・・・なんで漆喰できるのか?ってよく聞かれますが
それは私の兄が瓦屋で若い頃にさんざんこき使われて、いや違う、修行(笑)をさせて頂いたので
できるので~す♪^^ 当時は辛かったですが、 今となっては感謝。大変有難い事です。

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