2022年1月29日
Yさま、遅くなり申し訳ございません。
どちらのお家でも同じですが、10年過ぎるとFRP防水のトップコートが当然、経年劣化を起こします。
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FRPは弾性がほとんどない硬質ですので、面積が小さい場合は有効ですが大きい場合、動きに追順出来ず一番力が加わる所が
割れる傾向があります。・・・そんな理由から弾性の高いFRP下地対応の遮熱ウレタン防水を施工します。
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基礎の左官補修工事
破損の状況を見るとエフロレッセンス(白い粉)の跡に沿って崩れているので、躯体からの応力ではなくエフロが原因で崩れたものと想定できますのでご安心下さい。
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・セメントにセメントは付かないので、下のプライマーを塗り、その後、同樹脂を混入して弾性の樹脂モルタルを作ります。
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・接着剤のプライマーを塗布。
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完成。
・完成
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・プライマーの乾燥時間に他の基礎の点検をします。
気になった所があったので下の砂利を掘ってみると必要以上に濡れています。(西側)清掃時の残り水ならいいのですが・・・
北側。こちらも同じように苔は生えていますが、砂利は乾いてます。
なぜ、これを気にするのかと云うと、以前、排水が外れていて床下水浸しの家や、給水管の破損があった家があったからです。どうしても小さい事が気になる小心者。
・この辺は乾いていて問題なし。
この後、床下に入って確認作業をします。
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後日、床下の状況をご主人様と奥様に写真でご説明させていただきました。